ビジネス・経済

【真のお金持ちになるには】金持ち父さん 貧乏父さん 要約・感想

こんばんは
利起です。
親、学校の先生から、
「公務員は安定してるから
良いよ」と言われたことが
あります。私も一度は公務員に
なろうと思ったことがあります。
公務員になっていたら将来、
後悔していたかもしれないと
本書を読み思いました。

金持ち父さんの教え① 家は必ずしも資産ではない

不動産屋に「持ち家を買うと資産になる」
と言葉巧みに誘導され、
ローンを組んで家を購入する人がいます。
ですが、家は必ずしも資産にはなりません。

【経験談】不動産屋のセールストーク

私は今住んでいる家を探すときに、
不動産屋から
「月々の家賃を払うよりも、ローンを組んで
家を購入した方が、長期的に見ると
支払いが安くすむので、
いいですよ」と言われました。

学生でお金がないのに、
家を購入することを勧めてくる
不動産屋に驚きました。

家は減価償却資産です。
減価償却資産と言うのは、
購入したら価値がどんどん下がっていく
資産のことを言います。

家を購入して10年程度で、
屋根・壁のメンテナンスをしなければ
なりません。
そのメンテナンスにかかる費用は、
特約がない限り、
自分自身で支出しなければならないと
法律で定まっています。

不動産屋が考えていたと
思われることが2つあります。

1.東京から別の地方に引っ越さなければ
ならなくなった場合に、解約手数料を取りたい。

2.家に誰も住んでいなければ、
修繕費、固定資産税を
支払わなければならないので、
マンションに誰でもよいので住ませて、
家のメンテナンスを定期的にしてもらいたい。

家を購入するさいにリスクがあるのは、
購入する私達の側であり、
不動産屋には何一つとしてリスクはありません。

どういうときに家が資産になるのか?

ロバートさんは、
家が資産になるときは場合に
よるといいました。

資産になるときは、
キャッシュフローがプラスな場合です。
例えば、家を誰かに貸していて、
賃借人から毎月の賃料を徴収できるときです。

負債になるときは、
キャッシュフローがマイナスな場合です。
例えば、ローンを組んで家を購入したり、
毎月の賃料を払っているときです。
この場合、家は資産ではありません。

【騙されるな!】不動産投資

キャッシュフローがプラスになると聞き、
安易に不動産投資に飛びついてはいけません。

有名な事例を用いて、
不動産投資の怖さを説明します。

不動産屋が所有しているマンションの近くに、
数年後新しいマンションが
建つことを知っていたとします。

新しく建つマンションの方が、
内装も綺麗で駅からも近い。
そうすると、新しいマンションが
建つ頃には、今あるマンションの借主が見つからず、
空室になることが心配されます。

そこで、不動産屋は知識のない人に
「毎月一定の賃料が入ってくるので、
不動産投資は良いですよ!」と
言葉巧みに進め、マンションを買わせます。

騙された人は、
最初の数年は収益が見込めても、
数年後新しいマンションが建つころには
空室が目立つようになり、
収益がマイナスになります。

ロバートさんは、
このように不動産屋から
騙されないようにするために、
第三者に助言を求めることを勧めています。

【確かめろ!】不動産投資

・アドバイスをしてくれる人
・商品を売ってくれる人
この2人を別の人にしましょうと
金持ち父さんは言っています。

不動産会社はお客様に不動産を売れば、
自分の利益になります。
なので、欠陥があるマンションでも
売ろうとします。

会計士、弁護士、
ファイナンシャル・アドバイザー
ブローカー・銀行家は、
良いアドバイスをすればお客様に信用され、
また相談にきてもらえます。
なので、不動産投資のデメリットも伝えて
もらえます。

ロバートさんは、会計士、弁護士、
ファイナンシャル・アドバイザー
ブローカー・銀行家に、
不動産投資について相談をし、
全ての人に「良い」と言われてから、
不動産投資をすることを勧めています。

金持ち父さんの教え② 本当の意味での金持ちになるには

金持ち父さんの考える金持ちとは、
1年休んでもお金の不安がない人」のことを言います。

医者、弁護士は平均年収が1000万円を
超えており、金持ちに見えます。
ですが、1年休んだら収入が0になるので
金持ちとは呼びません。

金持ち父さんは、
「ルールが金持ちにされている」と
考えています。
そのルールとはどんなものなのか
説明します。

【驚きの事実】同じ1000万円での価値が違う

従業員、専門家の1000万円は、
税金が控除されています。
いわゆる手取りとして受け取っています。

経営者、投資家の1000万円は、
税金が控除されていないので、
税金をある程度コントロールできます。
接待交際費、車の購入費用、消耗品等を
経費として支出することができます。

※経費…売上げに関係するものに対し、
税金が控除されるシステム。

同じ家を家を購入する場合でも、
従業員・専門家は節税ができませんが、
経営者・投資家は節税ができるので、
少し楽ができます。

金持ち父さんの教え③ 資産になるものを買え

金持ち父さんは、
給料が入ってきたときに、
良い車を買う、旅行に行く、
美味しいものを食べる、などの行為全てを
「金をゴミに変えているだけ」と
一蹴しました。

金持ち父さんは、
給料が入ってきたときに
株・債権(ポートフォリオ所得)、
不動産(不労所得)に使うことで、
働かなくてもお金が入ってくる状態が
望ましいと考えています。

具体的には、
「会社を作って事業の利益で
プラスのキャッシュフローを作るものを
購入すること」がお金持ちになる手順です。

金持ち父さんの教え④ お金を作り出せ

金持ち父さんは、
投資をしてお金を増やせと教えています。
投資ギャンブルではないと言っています。

Youtubeの動画で、
FXでかなりの損をした人の動画を観て、
怖いなと思った人もいると思います。
ロスカットがしっかりと出来ていれば、
急激な相場の変動がない限り、
こんな大損はしません。

※ロスカット…口座に預けた資金の
一定額を下回ったら、
自動的に決済する仕組みのことで、
損失を最小限に抑える手法。

また、金融商品を購入することも投資です。

金融商品には、お金が必要なときに
すぐに引き出せる流動性商品と、
例)貯蓄預金、普通預金

お金が必要なとき
すぐには引き出せないが利率が高い、
定期性商品があります。
例)定期預金、個人向け国債

金融商品には3つの要素があります。
全ての要素が優れている
金融商品はありません。

1.安全性…投資した元手である元本や
利子の支払いの確実性を示すもの。

2.収益性…期待されるリターンを示すもの。

3.流動性…換金したいと思ったときに、
引き落とすまでにどれくらいの
時間がかかるかを示すもの。

自分のライフスタイルに合わせた金融商品を
購入することが必要です。

【※注意】投資信託をしない方が良い理由

私は投資信託をすることは、
お勧めしません。
証券会社、銀行、郵便局などの
販売会社が間に入るので、
手数料を取られるからです。

手数料を取る側からすれば、
自分には何のリスクもなく
金融商品を売るだけで手数料が
もらえるので、これほど楽なことはありません。

前半パートでもお話しした通り、
販売会社は手数料を沢山取れる
金融商品を買うように勧めます。

販売会社に騙されて高い手数料を
取られないために、
もし投資信託をする場合でも、
銀行でお勧めされた金融商品を
買うのではなく、
買う場合にはファイナンシャルアドバイザー
などの第3者に相談をし、言葉巧みに誘導され、
欲しくない金融商品まで買わされないように、
ネットで買うようにしましょう。

まとめ

1)ローンを組んで物を買ってはいけない。
2)お金持ちになりたかったら、
経営者・投資家を目指す。
3)貯蓄するのではなく、投資をする。

したっけね~☆彡