絵本・児童書

えんとつ町のプペル 西野亮廣著 

西野亮廣とはどんな人なのか?

◎1980年7月3日に兵庫県川西市で産まれる。

◎2001年12月にM-1グランプリ決勝進出
お笑いコンビ「キングコング」のツッコミ担当。

お笑い芸人を目指したきっかけは
小学校2年生のときに
面白いことをすれば好きな女の子に
振り向いてもらえることに
気が付いたから。

◎2016年6月に芸人引退宣言をし、
絵本作家に専念する。

◎1人で全てこなさなければならない
絵本の仕事に疑問を感じ、
絵本業界で初の分業制システムを考案。

◎現在は国内最大規模のオンラインサロン
西野亮廣エンタメ研究所」を運営。
芸人としての枠を超え、
実業家としての活動もしている。

本当に汚いものはどっち?

私はえんとつ町のプペルを読み、
ブルーハーツの曲で有名なリンダリンダの
歌いだしの歌詞、
「ドブネズミみたいに美しくなりたい」
を思い出した。

突然ですがミッキーマウスは好きですか?
僕は好きです笑
ミッキーを見て、
汚いと避ける人はいるでしょうか?
私はいないと思います。

現にディズニーランドでは
子供から大人までミッキーと一緒に
記念撮影をしている
様子が見られ人気者です。
ミッキーのグッズも売られています。

次に皆さんに聞きます。
ドブネズミは好きですか?
嫌いだと言う人が大半だと思います。
皆さんの目の前にドブネズミが現れたら、
臭いし病気を持っていると思い、
近づきたくないと思い避けるはずです。

ここで一度考えてみて欲しいのですが、
ドブネズミは自分でなりたくて、
ドブネズミになったのでしょうか?
違うと思います。

本来ネズミは綺麗好きな生き物です🐀
私たちの生活を豊かにするために、
工場を作り、森を切り倒したことで
彼らの住処がなくなりドブで生活するしか
方法がなくなったのです。

ネズミをドブネズミにした
責任は人間にあります。
ですが、ネズミは病原菌をまき散らす
有害動物で駆除の対象になっています。

ブルーハーツの甲本ヒロトさんは
人間の都合で自分が悪くないのに、
汚いドブで生活させられて
それでも一生懸命生きる
ドブネズミを美しいと
言っているのだと思います。

ウォルトディズニー氏は
人間の都合で嫌われている
ネズミを人気者にしようと
ミッキーマウスを考案
したのだと思っています。

西野亮廣さんはウォルトディズニーを
倒すと宣言しています。
だから、『えんとつ町のプペル』で
人間の出したゴミなのに、
汚い、臭いと避けられる
ゴミ人間を登場させ、
ウォルトディズニーのミッキーマウスと
真っ向から勝負したのだと思います。

お金の解放宣言

映画では、とある革命家による
お金の奴隷解放宣言」から物語が始まります。

貨幣が登場しなかった時代は、
物々交換で取引を行っていました。
モノはすぐ腐ってしまいます。
それから、貨幣が登場し
人々の生活は便利になります。
必要なときに必要な分だけ、
自分の好きなものと交換することが
可能になったからです。


ですがいつの間にか、
私たちの生活を便利にしたお金が
私たちの生活を不便にしました。

お金がないと人々は暮らしていけなくなり、
お金を奪い合うようになりました。
例え家族であっても、
遺産相続を巡って骨肉の争いとなり、
ついには、お金のためなら
人を殺す人も現れます。

お金を持っている人だけが幸せなのだろうか?
私はそうは思わない。

自分には才能があることを信じて
頑張るミュージシャン

お金はないけれども、
将来有名になれると信じて
頑張るお笑い芸人

お金はあまり稼げないが、
人に感謝される
やりがいのある仕事


どの仕事も本人から見れば、
やりがいのある仕事であるはずだ。
そう考えると、
お金を基準とした
価値観で考えることは
誤っているのかもしれない。

そんな当たり前のことを
私に気づかせてくれました。

夢を追いかける人達に向けて

他の誰も見ていなくてもいい。
黒い煙のその先に、
お前が光を見たのなら、
行動しろ。思いしれ。そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光を見た自分を信じろ。
信じぬくんだ。たとえ一人になっても。

この文章はページ数の関係でカットになった、
ルビッチの父親がルビッチにかけた言葉です。

夢を語れば現実を見ろと笑われて、
行動すれば叩かれる。

夢がデカければデカい程
それに比例して、
実現することが難しくなってくる。
だから出来なかったら
ほら言ったことかと皆笑う。

それで否定されて辞める人に
私はなりたくない。

自分の可能性を信じましょう。
たとえ一人になっても。

まとめ

西野亮廣さんは未来の子供達に向けて、
自分を信じる大切さを
発信しているのだと思います。

大人は自分の経験から、
子供にあれはできない
これはできないと否定しがちです。

私は大人ですが、
自分の信じた道を
西野亮廣さんのように突き進み、
たとえ自分だけになってもやり抜こうと思います。

ここまで読んでいただき、
ありがとうございました😆
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僕にメッセージを送ってくれると
嬉しいです♪