ビジネス・経済

指名される技術 前半 脚本:ぶっちー 作画:平純久至

昨日の夜にホストのドキュメンタリー
YouTubeで観ました。
顔がカッコいい人が成功するのだと
思っていましたが、
日ごろ努力をしている人の
売り上げが高いことがわかりました。

来てくれた女の子に
「今日来てくれてありがとう。
また飲もうね♪」とメールを返す、
女の子が気持ちよく飲めるような
工夫をするなど様々な努力を
していることを知りました。

こうした技術は接客業の人は
勿論のこと、営業のスキルにも直結します。

「指名される技術」を
ホステスから学んでいきましょう!

相手が求めているものを正確に理解する

飲み会、パーティー、お見合いの
場で皆さんはどんな立ち居振る舞いを
していますか?

相手は何らかの願望を持っています。
褒められたい。アドバイスが欲しい。
ただ愚痴を聞いてほしい。
表面的な会話だけに留めておきたい。
など様々な思惑があります。

例を出します。
あなたのもとに恋人との
関係が上手くいかなくて悩んでいる人が
最近恋人と上手くいっていないんだよね
と相談してきたとします。
あなたはどちらの行動をとりますか?

A:自分が今までしてきた
恋愛経験の話を持ち出して、
私はこうしてきたとアドバイスをする

B:とりあえず相手の話を聞く

多くの人がAの行動をしがちです。
相談者はただ愚痴を聞いて欲しいだけなのに、
見当違いなアドバイスをされては、
例えそのアドバイスが的を射ていたもの
だとしても相談者の不満は解消されません。

私も経験があります。
同じような相談を年輩の人にしました。
親身になって話してくれるのは
大変有り難いことなのですが、
「俺のときは…」「もっと~したほうがいい」など
後半は自分の過去の恋愛を背景に、
アドバイスをされました。

私は年輩の人と状況が同じではないので、
アドバイスは役立ちませんでした。

コミュニケーションは
聞くことから始まります。
まずは相手の話を聞き、
相手が求めているものを知りましょう♪

共犯意識

共犯意識を使えるようになれば、
人を味方にすることができます。
目的を共有すれば共犯意識を作り出せます。

ディズニーランドでミッキーの耳を
付けてるカップルがいますね。
あれは二人の間で共犯意識が働いています。

恥ずかしいけど耳をつけて
2人でディズニーランドを歩いている
という意識が、
2人の間に特別感を醸成します。
私は意外にもディズニーランドでは
相手から耳をつけたいと言われれば
耳をつける人です。

ディズニーランドで
耳をつけて歩きたいと
思っている人は
私と付き合えばできますよ!
絶賛恋人募集中です笑

もう1つ共犯意識の例を紹介します。
デートに誘うときに「何をしたい?」と
誘うのではなく、
「AプランかBプランどっちが
良い?」と聞くことです。

何をしたいと聞かれると、
相手に考える時間ができるので、
断られる確率が上がります。

「あらかじめAプランかBプランに
絞ってあると、相手に考える時間を
与えません。
さらにAプラン、Bプラン
どちらを選んでも自分が選択した気持ちに
なるので、自分が選択したプランを
断る気持ちが起こりにくいです。

皆さんも共犯意識を明日から使ってみてください😉

満たすべき願望、満たしてはならない願望

たとえば製薬業界は、
人類が病気を克服してしまったら消滅してしまいます。
だから定期的に病気をつくり出さないといけない。

病気が世の中からなくなったら、
製薬会社が倒産してしまいます。
だから病気の怖さを煽り、
新しい病気を宣伝します。
今の状況と少し似ていると思います。
皆さんはコロナで不安を煽ることで
誰が得をするのかを考えてみてください。

「満たさず絶やさず」の手法はビジネスに
応用することができます。

皆さんはスマホゲームをしたことがありますか?
定期的にデータが
バージョンアップしますよね。
バージョンアップしたことで、
新しいステージが増えたり、
画面が見やすくなったり
良いことずくめです。

スマホゲームが登場する前は、
カセットソフトの売り切りでした。
ゲームをクリアしたら終了だったのです。
今ではゲームをクリアしてもデータが更新され、
次のステージが作られます。

ゲームをプレイしている人に
飽きさせない工夫が色々なされています。


ビジネスに応用するならば、
取引先の人と趣味の話で
盛り上がったとします。
盛り上がってきたタイミングで
「この後電車に急いで乗らないと
いけない」と言い、話を遮ります。
「次回会ったときにじっくりと
お話しをしましょう」
と言えば、相手にまた会いたいと
思わせることができます。

このテクニックは恋愛にも応用できそうですね。
さっそく気になっている人に
試してみたいと思います。

まとめ

水商売と聞くとあまり良い
イメージがない人が多いと思います。

売上に関しても、
高いお酒を頼ませたり色仕掛けをして
売上を伸ばしているような
イメージをもっている人もいると思います。
1流の人はそんなことをしません。

そういった偏見を持たずに、
1流のホステスのテクニックから
学んで欲しいです。
ビジネスのやり方に通じるものがあり、
大変勉強になります。

後半パートも楽しみにしていてくださいね♪