【内容を厳選紹介】お金の真理　要約・感想

『お金の真理』の目次

目次は以下の通りです。
全6編で構成されています。

序説
「欲望の日々」から学んだこと
→欲を追い続け一文無しになった
過去の反省

第1章
お金とは何か？
→自分の資産を増やそう

第2章
お金を守る
→お金を騙し取られない生き方をするには？

第3章
お金をつくる
→本業とは別に副業をしよう

第4章
お金を増やす
→投資をしよう

第5章
お金に愛される生き方
→金持ちになるための考え方

6編の中から、
内容を厳選紹介します。

お金の守り方

支出を明確にしましょう。
まずは固定費をぎりぎりまで削り、
次に変動費を減らす努力をします。

今の与沢さんの個人的な支出は、
月に3万5000円だけです。
その代わり買いたいマンションがあったら、
1秒で買うそうです。

テレビでドバイの高級マンションに住んでいる
ことが取り上げられましたが、
テレビの宣伝に使っただけらしく、
現在はタイのバンコクで
ひっそりと暮らしています。

・固定費←家賃、住宅ローン、水道・光熱費、
接待交際費、保険料、通信費等。

・変動費←食費、医療費、娯楽費、衣服代、
消耗品費等。

ローン思考は絶対にだめ！

与沢さんは
家をローンを組んで買うことや、
クレジットの分割で時計や車を買うことを
するなと言っています。

ローンは景気が良いときには、
痛手はありませんが、
不景気のときには生活を圧迫します。

住宅ローンを30年で組んだが、
コロナ禍で生活が逼迫し、
仕方なく家を手放す人も
少なくないと聞きます。

住宅ローンが払えず家を手放す場合は、
任意売却という制度が適用され、
家の売却価格は市場価格の8～9割になります。

与沢さんは本書で、
住宅ローンは「懲役のようなもの」で
不景気のときはボディーブローのように
自分をじわりじわりと苦しめます。

いきなり起業するのではなく、
まずは副業をしよう

与沢さんは、
「ソフトバンク」を創業した孫正義のように
なりたいと憧れて起業するのではなく、
小さな副業から始めるのが良いと述べています。

「ソフトバンク」は、
始めは従業員2人でした。
それが今は、
従業員が7万4000人以上になりました。
しかし、
「凄い！、私も起業してみよう！」と
行動を取ってはいけません。

起業にはリスクがあります。
メディアは成功した人を大々的に取り上げますが、
失敗した人を取り上げることはしません。
起業して10年後も生き残れる企業は
1割未満しかいません。

リスクが少ないインターネットを活用した
起業や副業を勧めています。

【具体例】起業や副業

2027年には、アメリカでは
労働人口の5割がフリーランスになり、
日本では6人に1人がフリーランスになる
時代が来ると予想されています。

・せどりビジネス←安く仕入れて高く売る

・メルカリ、ヤフオクで不用品販売←不用品に
限らず、自分で絵を書いたり、
物を作っている人は、ネット上で売るといいです。

・ブログやプログラマーとして稼ぐ←クラウドワークス、ランサーズで
始めは仕事を受注し、技術力に自信がついたら
WEB系の企業に仕事の受注依頼をメールで行う。

・アフィリエイトで稼ぐ←アフィリエイトだけで
稼ごうと思ったら50万、100万人の人に
見てもらえるサイトを
作らなければならない。

・ウェブデザイナーとして稼ぐ

自分のメディアを持つ

SNSをやりましょう。
最近音声だけで配信される「clubhouse」
というアプリが話題になっています。
私も早速、今日登録をしました。

自分の情報を発信できる
メディアを持つことが大切です。

私は自分が書いたブログをTwitter上で
発信することで、より多くの人に見てもらえる
ような工夫をしています。

アメリカでは就職希望者を
インターネットで本名検索をします。
その人の評価が高いと
その人の信用になります。

私は「貨幣経済社会」から
「評価経済社会」に世の中が
変わる時代が到来してきていると思っています。

「貨幣経済社会」では、お金があるから信用され、
銀行から融資を受けられました。
クレジットカードを持っていることで、
支払い能力がある人だとされ、
信用されました。
お金があるから信用される時代でした。

私が考える「評価経済社会」とは、
Twitterのフォロワーが100万人いれば
貯金が0でも生活できるというものです。

具体例を挙げて説明します。
自分のツイッターで、
フォロワーに「○○の会場で講演会をやるので
来てください。
費用は500円です。」と告知をして、
サッカーコートほどの大きさの会場を借り、
1万人集まれば500万円になります。
※500円×1万人＝500万円。

会場代を差し引いても、
450万円以上は残ります。
450万円あれば、
1年は暮らしていけます。

これからの時代は、
信用があることがお金になると考えます。

お金の増やし方

収入が増えても、
お金をすぐに使ってはいけません。

男は、車、時計、
女はブランド品、美容整形に
入れ込んだら成長が停止してしまいます。
欲望には際限がないからです。

与沢さんは若いときに、
良い車、良い家、良い時計、
綺麗な女性にお金を使っていました。

ですが、破産してから何も残りませんでした。
そこから、お金が残るものに
投資をしようと考えたそうです。

タワマン高層階、LINE交換、港区女子は有害無益。

港区女子は”有害無益”です。
彼女たちが考えているお金もちは、
良い家、良い車、良いブランドを
身につけていることが条件としてあるからです。

与沢さんが考える真のお金持ちは、
コップ半分の水があってもすぐには飲まず、
コップがいっぱいになるまで待ち、
そのコップから溢れてくる水を飲む人です。

お金をすぐに使うのではなく、
投資をして増やそうというわけです。

軍資金がなければ、
チャンスが来ても活かすことができません。

人脈は必要ない

与沢さんは人脈は必要ないと考えています。
人脈はお金に結びつかないからだそうです。
「～について教えてあげるね」と
言われたら、相手に貸しをつくることになります。

短期的には良いアドバイスも
長く付き合っていると逆に
おせっかいに感じることもあります。

続いて、「付き合い」の問題があります。
行きたくない会合、行きたくないパーティーに、
「こないだ良い情報を教えてもらったから」
と思い行くのは、
時間の無駄です。

その時間があるならビジネスを考える時間に
使った方が有益な時間になります。

まとめ

私の夢は、
「自分の周りの人を幸せに
できるだけのお金を稼いで、
自分の好きなことをして死ぬことです。」

これを人に言ったら、
夢がないと笑われました。

大切な家族を守り、
好きな人と全力で仕事をし、
自分がやりたいことだけを選んで生きていく。

与沢さんは、
✔好きな人
✔好きな仕事
✔好きな場所
を選んで生きることで、
人生が好転すると言っています。

偉人のように人類を幸せにすることは
できないかもしれないですが、
自分の大切な人を幸せにできるだけの
力は身につけたいです。

したっけね～☆彡