絵本・児童書

【大迫力の歌声!】劇団四季:ライオンキング:名古屋公演

劇団四季:名古屋会場までの行き方

『ライオンキング』のあらすじを知りたい方は、
こちらをご覧ください!

【子供への読み聞かせとしておすすめ】『ライオンキング』 著者:斎藤 妙子 あらすじ・感想 『ライオンキング』 あらすじ 絵本ライオンキングのあらすじを簡単にまとめます。 シンバ王子の...

劇団四季名古屋会場までは、
名古屋駅から徒歩13分です。
【住所:〒450-0003 
愛知県名古屋市中村区名駅南2-11-11】

私はタクシーを使って行きました。
通称”名古屋ラッキーセンター”の信号を渡った
場所にいるタクシーで行くのが、
一番効率の良い行き方です。

名鉄タクシーに乗ると、
煙草の臭いがしないのでお勧めです!
タクシーの中で煙草の臭いがすると、
せっかく気分が台無しになりかねませんからね…

タクシーの乗ってから
3分ほどで劇団四季名古屋会場に着きました。

遅くとも開演30分前には席に着いていた方が
良いとされています。

余裕をもって会場に着ければ、
グッズをすぐに買えたり、トイレを並ばなくても
入れるので、おすすめです。

コロナ感染対策について

まず、入口で体温測定とアルコール消毒を
するように促されました。

座席が隣合わせにならないように、
1席ずつ空席を作り座るように
すると思っていたのですが、
座席に空席はありませんでした。

この点は少し残念でした。

※『ライオンキング』東京会場では、
コロナウイルス感染拡大防止のため、
公演は中止となっていました。

劇団四季について

劇団四季は、
俳優・技術スタッフ・経営スタッフ
約1400名で組織された、
世界的に見ても最大規模の演劇集団です。

劇団四季ホームページより

今では1400人もの団員がいる劇団四季ですが、
最初は10人の大学生によって創設されました。

他の劇団と違うところは、
俳優の知名度を利用したキャスティングを
しないところです。完全実力主義です。

劇団四季の練習場には、

  • 「一音落とすものは去れ」
    →もしお客様がセリフを聞き取れない
    ところがあると、その後のお芝居が
    頭に入ってこないからです。
  • 「慣れだれ崩れ去れ」
    →「慣れだれ」とは、
    演劇をすることに慣れて、
    気持ちが緩むことだそうです。
    俳優には常に200%の演技を
    することが求められます。

このような厳しい世界なので、
辞めてしまう人も少なくないそうです。

このような努力により、
私たちが感動するお芝居を作っています。

劇団四季『ライオンキング』 :: 第一話 ホームルーム

今から11年ほど前、
2010年のときの映像になります。
演じている人は全員劇団員です。

シンバが学校の鶏を食べたり、
ガゼルを追い回したりします。
『ライオンキング』の設定が、
学校でもそのまま引き継がれていて、
面白かったです。

劇団員が演じていることもあり、
セリフがとてもクリアに聞こえました。

このドラマが放送されていたら、
私は毎週観ます笑

劇団四季:『ライオンキング』:スペシャルドキュメント

舞台ができる裏側を撮影した
ドキュメンタリーになります。
私たちは完成された演劇を見る訳ですが、
その裏側ともいえる、練習風景、舞台装置などが
どのようにしてできているのかを
これを観ることで知ることができます。

舞台がドラマ、映画と違う点は
やり直しが効かないことです。
セリフの読み間違いがあったら、
取り返しのつかないことになりかねません。
そのために、厳しい稽古に
日々励んでいるのです。

【パペット⦅操り人形⦆について】
人がパペットを操り、
動物の感情や動きを再現します。
パペットの動きが、
5cm違うだけでも表情が異なります。

あえて「パペット」と「人間」の
2つの顔を見せています。
そうすることで、
人間の身体のラインを使うことができ、
表現に幅が出るからだそうです。

サークル・オブ・ライフ

劇団四季『ライオンキング』感想

「サークル・オブ・ライフ」の
大合唱から始まります。
この時点で、既に『ライオンキング』の
世界観に引き込まれました。

すごい声量です!
前の方の席で観ていたのですが、
後ろの席にもはっきりと
セリフが聞こえていたと思います。

マイクのついている位置がわからなくて、
「地声でこんなに大きな声なの!?」
と驚きました。
実は額のところにマイクがあるみたいです。

続いて客席から、ゾウ、シマウマ、キリン、
鳥などの動物が、続々と
ステージに上がってきました。
※本来は動物たちが通路を
歌いながら歩いてくるのですが、
コロナウイルス対策のため、
歌を歌うパフォーマンスを現在中止しています。

ゾウはとても大きくて、
客席通路ギリギリを通っていきました。
邪魔にならないように、客席通路には
荷物を置かないようにすると良いです。

一緒に観た人は、
「歌、演技が良くて感動した」との
感想を持ってました。

私は、「どれだけの競争を勝ち抜いて、
この舞台に立っているのだろう」と
真っ先に考えました。

私は彼らの演技の中に【必死さ】を感じたからです。
キャストなのですが、平均して、
1役に7、8人俳優がいます。

公演中に歌のピッチを外したり、
セリフを噛んだりしたら
他の俳優に替えられるのだと思います。
※「女優」「俳優」と使い分ける人もいますが、
本来は、女性も男性も「俳優」と言います。

子役は声が聞き取れない部分が
少しありましたが、大人は発声が
しっかりとしていて、
すべての音がクリアに聞こえました。

ティモンとプンバが名古屋弁を使ってました。

【シンバが砂漠で倒れているのを、
ティモンとプンバァが助ける場面】

ティモン:ねえ、子どもライオンだがね

プンバァ:見てみやあ。
可愛い独りぼっちだがね。
飼おまい。

ティモン:このどタワケ。
それじゃあライオンに
食われてまうだがや。

プンバァ:こんな小さいけんの。

ティモン:デカなったらの~

プンバァ:そしたら私らの
味方になるかもしれんよ

ここまでの名古屋弁を使うのは
河村市長ぐらいしかいませんが、
お客さんは大うけでした。

劇団四季『ライオンキング』観終わってから思うこと

演技、歌、ダンスどれもが素晴らしかったです。
俳優が、動物よりも動物らしく演じていました。
ガゼルの躍動的な動き、
メスライオンの柔軟な身体の使い方など、
動物の特徴を的確に捉えた演技をしていました。

そのため公演を観終わってからすぐ、
「もう一回観たいな」
という気持ちにされました。

Twitterで私と同じ感想を
持っている人も多くいました!
『ライオンキング』を50回以上も
観に行っている人もいるみたいです。

レスリングで活躍し続けてきた、
吉田沙織よしだ さおり選手の感想です。

ディズニー映画のアンバサダーを務めさせて
いただいたことがあるのですが、
ディズニー作品には人を幸せにする力が
ありますね。

現実には様々な
困難がありますが、
作品の中では「こうなったらいいな」という
夢が実現します。それを追体験することで、
現実に向き合う元気を
もらえると思うのです。

『ライオンキング』の舞台にも夢があります。

シンバが困難に立ち向かって
乗り越えていく姿に、
最後はうるっとくるほど幸せを感じて、
背中を押されたような
元気をいただきました。

吉田沙織

劇団四季はコロナ禍で赤字が続いています。
なんとか持ちこたえて、これからも日本中に
演劇で感動を届けてほしいです。