文学・評論

【相田みつを】10選 名言集

言葉とは不思議なもので、
その「一言で」相手を不快に
させることもできれば、
人に活力、やる気を
与えることもできます。

今日は、
相田みつをさんの詩の中から、
私が気に入っている詩を
10個紹介したいと思います。

【相田みつを】名言集①

だれにだってあるんだよ
ひとにはいえないくるしみが
だれにだってあるんだよ
ひとにはいえないかなしみが
ただだまっているだけなんだよ
いえば
ぐちになるから

ある経営者の方が、
「俺は文句を言うことができない」と
おっしゃっていました。

文句を言えば、それが愚痴になって、
従業員の人が怒られたり、
その場の空気に緊張感が出る。
だから、文句を言わないようにしていると
おっしゃっていました。

”沈黙は金”とはよく言ったものです。

【相田みつを】名言集②

ぐちをこぼしたっていいがな 
弱音を吐いたっていいがな
人間だもの 
たまには涙をみせたっていいがな
生きているんだもの

先ほど紹介した経営者の方は、
会社で愚痴をこぼさない代わりに、
会社と関係のない
古くからの友人といるときには、
愚痴をこぼすようにしているそうです。

自分の弱いところをたまに見せると、
困ったときに周りの人が助けてくれるが、
自分の弱いところを全く見せないと、
周りの人が助けてくれることはないと
おっしゃっていました。

ツンデレが大切ですね。

【相田みつを】名言集③

ビリがいるから1位がいる

小学生のとき、
M君という男の子が
この言葉を私に教えてくれました。

小学校のとき、
かけっこ速くなくて、
悩んでいた時期がありました。

僕が他人よりも遅いから、
1位の人がいるということは、
1位の人でも、
もっと早い人と走ったらビリになる可能性も
あるのだとわかり、気持ちが楽になりました。

人は周りの人と自分を比べてしまいがちですが、
そんな必要はないのですね。

【相田みつを】名言集④

しあわせはいつも 
じぶんのこころがきめる

私は今幸せです。
幸せは大きなものである
必要はなく、些細なもので十分だと思います。

美味しいご飯を食べたから幸せだとか、
いつもの安いアイスではなく、
ハーゲンダッツを食べたから幸せだとか、
そういう小さな幸せを毎日感じられたら、
人生がもっと楽しいものに
なるのではないかと思います。

【相田みつを】名言集⑤

なやみは
つきねんだなあ
生きているんだもの

生きていると悩みは尽きません。
1つの悩みが解決したと思ったら、
次の悩みがやってきます。

AとBのように、
いくつか選択肢があるから、
悩めるのです。
初めから選択肢がなく、
悩めない人もいます。

悩める選択肢があることは、
贅沢なことではないでしょうか。

【相田みつを】名言集⑥

あなたの心がきれいだから
なんでもきれいに見えるんだなあ

今日、目黒川の桜を見てきました。
綺麗な桜でした。

大学の入学式のとき、
桜を見て綺麗だとは思いませんでした。
受験に失敗してナーバスな気持ちに
なっていたからです。

美しいものかどうかは、
「心」が決めます。

【相田みつを】名言集⑦

かねが人生のすべてではないが
有れば便利
無いと不便です
便利のほうがいいなあ。

「お金よりも大切なものはあるのだ!」
と断定していないところが、
みつをさんの人柄が出ていて好きです。

お金よりも、自分の好きなことを仕事にしていて
幸せに暮らしている人を見ますが、
お金がないと自分の欲しい物を買えない。
受けたいサービスが受けられない。
結果として、人生が不自由になります。

ある程度のお金は、
人生において必要だということを
留意したいと思います。

【相田みつを】名言集⑧

外灯というのは
人のためにつけるんだよな
わたしはどれだけ
外灯をつけられるだろうか。

人のために何か役立つことをする。
これが本来の人間の在り方だと思っています。

自分がよければそれでよいという生き方は
したくはないものです。
人のためを思い行動できる人間に、
私はなりたい。

【相田みつを】名言集⑨

自分が自分に
ならないでだれが
自分になる。

自分の人生は、
他人が決められるものではありません。

自分が良ければ、
それが最高の人生なのです。

【相田みつを】名言集⑩

正直者は
ばかをみる
だからといってうそばかりも通らない
世の中単純じゃねんだよなあ。

自分の思っていることを口にしたら、
よくないこともあるし、
嘘をつき過ぎると相手からの
信頼をなくす。

相手のためを思って、
自分の思っていることを正直に伝えてあげるのか、
それとも、相手のためを思って、
優しい嘘で、相手を不快にされないべきか、
今でも迷うときがあります。

【相田みつを】名言集 まとめ

以上が私の好きな、
相田みつをの詩10選です。

したっけね~☆彡